安達阿記子
- ジャンル
- スポーツ・解説者/文化人
- 出身地
- 福岡県
- 性別
- 女
安達阿記子の出演可能なイベント
安達阿記子 について
14歳のときに病気のため右目が視覚障害になる。その後20歳のときに左目も視覚障害に。
2006年に国立福岡視力障害センターへ入所した際、ゴールボール競技と出会う。
その翌年にはブラジルでの世界選手権、2008年には北京パラリンピックに出場。
その後も海外遠征で試合を重ね、2012年ロンドンパラリンピックの日本代表選手として選出され、本大会で悲願の金メダルを獲得。
パラリンピックの団体競技における日本の金メダル獲得は史上初の快挙である。
2015年、IBSA ゴールボールアジア・パシフィック選手権大会優勝。決勝戦で決め手となる得点を入れ、2016年リオデジャネイロパラリンピック出場権獲得。
選手活動の傍ら、ゴールボールの普及や「心のバリアフリー」推進のため、各地での講演や競技体験会などを実施。
自身のこれまでの人生から、「できること」に注目する重要性や夢を持つことの尊さ、あきらめないことの大切さを伝えている。
アスリートとしてのストイックな姿勢を持つ反面、穏やかで謙虚な人柄により、学校での特別授業の人気が高い。
また、ゴールボールは視覚障害者向けの団体スポーツであるため、「声や音のみで正確な情報をチームメイトに共有する」ことが非常に重要である。
その競技特性から、企業でのコミュニケーション力向上、チームワークビルディングのための研修にも用いられている。
最近では、スポーツを通じて楽しみながらスキル向上が図れると注目を集めている。
経歴 |
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1983年 福岡県に生まれる 1997年 病気の発症により、右目が視覚障害になる 2002年 左目も視覚障害になる 2006年 福岡視力障害センター入所(ゴールボールと出会う) 2007年 第3回IBSA世界選手権大会出場 2008年 北京パラリンピック出場 2009年 リーフラス株式会社入社 2010年 アジアパラ競技大会2位 2012ロンドンパラリンピック出場権獲得 2012年 ロンドンパラリンピック女子団体ゴールボール金メダル獲得 2012年度九州運動記者クラブ・特別賞受賞 2014年 インチョン2014アジアパラ競技大会銅メダル獲得 2015年 Malmo Lady Inter Cup 2015 Goalball tournament銅メダル獲得 IBSA ゴールボールアジア・パシフィック選手権大会優勝2016リオデジャネイロパラリンピック競技大会出場権獲得 |
戦歴 |
2007年 第3回IBSA世界選手権大会出場(ブラジル・サンパウロ) 2008年 北京パラリンピック競技大会出場 2010年 アジアパラ競技大会2位(中国・広州) ロンドンパラリンピック競技大会出場権獲得 2012年 ロンドンパラリンピック競技大会女子団体ゴールボール金メダル獲得 2014年 インチョン2014アジアパラ競技大会銅メダル獲得 2015年 Malmo Lady Inter Cup 2015 Goalball tournament(スウェーデン:マルモ)銅メダル獲得 IBSA ゴールボールアジア・パシフィック選手権大会優勝(中国・杭州) リオデジャネイロパラリンピック競技大会出場権獲得 |
講演歴 |
福岡県久留米市家庭教育学人権講座 福岡県私立柳川高等学校 立命館大学産業社会学部 福岡県八女市立立花中学校 東京都練馬区立豊玉小学校 宮城県障害者総合体育センター障がい者スポーツ体験会 慶応義塾大学医学部リハビリテーション医学会学術集会 埼玉県所沢市立南小学校 北秋津小学校 牛沼小学校 宮崎県立宮崎工業高等学校 宮崎県立明星視覚支援学校 宮崎県立宮崎北高等学校 宮崎県立みやざき 中央支援学校 宮崎県立児湯るぴなす支援学校 埼玉県新座市立東北小学校(立教大学コミュニティ福祉学部主催) |
講演テーマ |
「夢に向かって」 内容 病気の発症で視覚障害になり、ピアニストになる夢が絶たれ、絶望感から家に閉じこもりがちになる。そんな時、母からの厳しい言葉により自立を決心。福岡視力障害センターでゴールボールと出会い、本格的に取り組むようになる。世界大会で試合経験を重ね、北京パラリンピックに出場するも結果を残せなかった。その後、厳しいトレーニングを積み、ロンドンパラリンピックで金メダルを獲得する。 |